年金事務所に行く時の注意点

年金事務所へ行く時の注意点

「自分で障害年金の申請をしたいけど、年金事務所に行ったことがないから、どう進めていいのかわからない・・・」とお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

障害年金の申請の第一歩である「年金事務所」に関してわかりやすくご説明したいと思います。

 

年金事務所は怖いところ?

年金事務所は怖いところ?インターネットの情報の中には「年金事務所へ行ってもすぐに書類を渡してくれない」「何回も年金事務所へ行かされる」といった情報もありますので、「年金事務所で意地悪をされる」と思われている方もいらっしゃいます。

確かに全ての書類をすぐに渡してもらえなかったり、何度か年金事務所に足を運ばなければいけない場合もあります。

しかし、当然ですが、これは意地悪をする目的でそのようなことをしている訳ではありません。

障害年金の申請には確認するべき事項がたくさんあります。

一つ一つ確認せずに全ての書類を渡してしまうと、申請に必要な書類と不要な書類がわからなくなり、混乱してしまうことがあります。

そのようにならないように、年金事務所では一つ一つ確認して、必要な書類を渡して、それを提出してもらうようなやり方をされる場合があります。

これは当然意地悪などではなく、申請者様のことを考えてのことなのです。

 

どこの年金事務所へ行けばいいの?

どこの年金事務所へ行けばいいの?障害年金の申請はどこの年金事務所へ提出するのでしょうか。

住民票のある市町村の年金事務所へ行かなければいけないと思われるかもしれませんが、実は、どこの年金事務所へ提出しても良いのです。

例えば、東京にお住まいの方が病気でしばらく大阪の帰っているので、実家の近くの年金事務所に提出したいという場合は、実家の近くの大阪の年金事務所に提出しても構いません。

働いている会社の近くでも結構です。

先程ご説明しましたように、障害年金の申請には何度か年金事務所に足を運ばなければいけない場合もあります。

ですから、あなたの一番行きやすい年金事務所の窓口で申請しましょう。

日本年金機構『全国の相談・手続窓口』のページで年金事務所の場所を確認できますので、ご確認下さい。

 

年金事務所に行くのに予約は必要?

予約をしないで直接年金事務所の窓口へ行く事も可能ですが、その場合、1~2時間待ちということもあります。

年金事務所には予約専用電話も設けられていますので、予約を取ってから窓口に行かれることをお勧めします。

予約をすることで、あなたの都合の良い時間に相談できることや、窓口担当者が事前に準備して対応していただけるというメリットもあります。

年金事務所予約

日本年金機構ホームページの「予約相談について」のページでも説明されていますので、ご参照下さい。

 

年金事務所には何を持っていけばいいの?

相談に行く年金事務所が決まって、予約も取ったら、年金事務所に持参するものを確認しましょう。

年金事務所の最初の相談には以下のものを持って行きます。

 

本人確認できる書類

年金加入記録や年金見込額等の交付を希望する場合や請求書の提出等の手続きをする場合には、本人確認できる書類を持っていく必要があります。

一つの提示で足りるもの

以下の書類の中から一つ提示することで本人確認が出来ます。

  • 個人番号カード(マイナンバーカード)
  • 運転免許証(運転経歴証明書)
  • 住民基本台帳カード(写真付きのもの)
  • 旅券(パスポート)
  • 身体障害者手帳

 

2つ以上の提示が必要となるもの

以下の書類の場合は2種類持っていく必要があります。

年金手帳のみでは本人確認ができませんのでご注意下さい。

  • 被保険者証(国民健康保険、健康保険など)
  • 児童扶養手当証書、特別児童手当証書
  • 公的年金(企業年金、基金を除く)の年金証書または恩給証書
  • 年金手帳
  • 改定通知書(機構が交付した通知書)
  • 住民基本台帳カード(写真付きでないもの)
  • 金融機関またはゆうちょ銀行の預(貯)金通帳、キャッシュカード、クレジットカード
  • 印鑑登録証明書

年金事務所のホームページ『年金相談をされるときのお願い』のページにも記載されていますので、ご参照下さい。

 

年金番号

年金手帳年金事務所で相談をする場合、年金番号が必要になります。

年金手帳など年金番号がわかるものを持っていきましょう。

もし年金番号がわからない場合は「基礎年金番号の調べ方」のページで詳しくご説明していますので、ご参照下さい。

 

委任状(本人以外が相談に行く場合)

ご本人以外が年金事務所に相談に行かれる場合は「委任状」が必要になります。

ご家族の方が行かれるという場合でも委任状が必要です。

委任状には以下のような項目を記入します。

  • 委任年月日(委任状を作成した年月日)
  • 代理人の氏名
  • 代理人の住所
  • 本人との関係
  • 本人の年金証書などに記載されている基礎年金番号
  • 本人の署名・押印
  • 本人の生年月日
  • 本人の性別
  • 本人の住所
  • 本人の電話番号
  • 委任する内容
  • 年金の「加入期間」や「見込額」などの交付方法(代理人に交付又は本人に郵送)

※この委任状サンプルは下の「年金事務所あんしん相談シート」からダウンロードできます。

年金事務所の委任状

 

 

代理人が行く場合の持ち物

代理人の方が窓口に行く際には以下のものも持って行きましょう。

  • 代理人の本人確認ができる書類
  • 本人の印鑑(証明書等の(再)交付を受けるときなど)
  • 委任者(本人)の本人確認書類の写し

 

年金事務所あんしん相談シート

ここまでご説明してきました内容をシートにまとめましたので、是非ご活用できればと思います。

年金事務所あんしん相談シート
障害年金あんしん相談シート

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

障害年金の申請の第一歩は年金事務所へ行く事です。

何をしていいのかわからないので年金事務所へ行き難いと思われていた方も、やるべき事が整理していただけたのではないかと思います。

まずは年金事務所へ行って、障害年金受給の相談をしてみましょう。

 

動画での説明

こちらのページの内容はYOUTUBEでも説明しています。

障害年金の申請を動画で説明

 

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