障害年金の申請を考えている方も多いと思います。
しかし、申請の過程には多くの困難があり、つまずきやすいポイントがいくつかあります。
本記事は、障害年金の申請でつまずきやすいポイントTOP5についてご紹介します。
これらのポイントを事前に理解しておくことで、申請の手続きに臨む際に冷静に対応できるようになります。
【第5位】申請書類を取りに行けない
申請書類を取りに行くことが大変で、申請の初期段階でつまずいてしまう方が多いです。
特に外出が困難な方にとっては大きな障壁となることがあります。
申請書類は簡単に手に入らない
障害年金の申請には専用の申請用紙が必要です。申請書類は年金事務所で受け取ることができますが、受け取るまでにはいくつかの手続きが必要です。
まず、病気の種類や請求方法によって必要な書類が異なるため、年金事務所での事前予約が求められます。
また、職員と相談しながら書類を揃える必要があり、この過程が大きな負担となる方も多いです。
サポートツールを活用しましょう
書類を取りに行くことが難しい方は、当社の公式LINEに登録して無料の小冊子を取り寄せることをお勧めします。
年金事務所での相談に役立つ相談シートもお送りしていますので、負担を軽減するためにぜひご活用ください。
【第4位】申請書類が多くて複雑
申請には複数の書類が必要で、それぞれの書類に記載する内容も個別に異なります。
このため、申請の複雑さに圧倒されてしまうことがよくあります。
書類の多さと記載事項の複雑さ
障害年金の申請には複数の書類が必要で、各書類の記載事項も個別に異なります。
特に、病気で体力がない中で複雑な書類に取り組むのは非常に大変です。
この過程で挫折してしまう方も少なくありません。
第三者のサポートを受けることも視野に
申請にあたっては、家族や医療福祉のつながりを活用することが重要です。
誰かのサポートを受けることで、書類作成の負担を軽減することができます。
【第3位】初診日を覚えていない
障害年金の申請では初診日を特定することが重要ですが、病歴が長いと初診日を覚えていない場合もあります。
これにより申請手続きが遅れることがあるため、注意が必要です。
長い病歴が影響する初診日の特定
病歴が長くなると、初診日が何十年も前ということもあります。
ドクターショッピングなどで複数の病院にかかっていると、どこが最初の病院でいつが初診日なのか分からなくなることもあります。
(※ドクターショッピングとは「ドクターショッピングとは、同じ症状や病気について複数の医師や医療機関を渡り歩いて受診すること」を指します。)
初診日の特定方法
年金事務所では初診日を確認されるため、ざっくりでもいつ頃、どの病院だったかを思い出す必要があります。
お薬手帳などを活用し、初診日を特定するための情報を集めましょう。
【第2位】病院の先生に言うのが怖い
主治医に障害年金の申請を伝えることに対して、不安や恐怖を感じる方が多いです。
このため、手続きが進まないことがあります。
主治医に申請を伝える難しさ
障害年金の申請には主治医の診断書が必要です。
しかし、主治医に障害年金の申請を伝えることに対して抵抗感を抱く方も多いです。
先生に反対されるのではないか、怒られるのではないかという不安が原因で、手続きを進められないケースがよく見られます。
勇気を出して伝えてみましょう
ほとんどの先生は障害年金に協力的であり、反対する先生は少数派です。
主治医に対しては、例えば「先生、障害年金の申請を考えているのですが、ご協力いただけますか?」と具体的にお願いしてみると良いでしょう。
また、家族や信頼できる社労士に相談することも有効です。
【第1位】病歴・就労状況等申立書が書けない
病歴や就労状況を記載する申立書の作成に苦労する方が多く、これが申請の大きな障害となることがあります。
申立書の記載の難しさ
病歴・就労状況等申立書は、発病から現在までの経過を記載する重要な書類です。
しかし、昔のことを覚えていない、何を書けばいいのか分からないなどの理由で、申立書の記入に困る方が多いです。
この場合、過去の診療記録やお薬手帳を確認する、家族や友人に相談して記憶を補うなどの方法で、記載内容を整理すると良いでしょう。
診断書が揃っていても申立書が書けないことで、申請を断念するケースもあります。
申立書のコツを学びましょう
申立書の内容は審査にも影響します。
診断書との整合性も大切ですので、過去の動画や資料を参考にして、記載のコツを学ぶことが重要です。
例えば、当社の公式サイトやYouTubeチャンネルにある「申立書記入のポイント」動画を参考にすると具体的な記載方法がわかりやすいです。
当法人の運営する全国障害年金サポートセンターの『【自分で書ける】「病歴・就労状況等申立書」の書き方とコツ』でも詳しくご説明していますので、是非ご参照ください。
申請準備で体調を崩さないように、無理なく進めましょう。
まとめ
障害年金の申請でつまずきやすいポイントトップ5を紹介しました。
これらのポイントに気をつけて、無理なく申請手続きに取り組んでいただければと思います。
もし途中でしんどくなった場合は、遠慮なくご相談ください。
公式LINEでは、障害年金に関するサポートも行っていますので、ぜひご利用ください。
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